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信州新町美術館で行われた「きょうりゅうの絵本を作ろう!」のワークショップ。コドモ達の発想力・想像力の豊かさにわくわくしながら、楽しい時間を過ごすことができました。みんな「絵を描く事が好き!」「恐竜が好き!」「作ったりするのが好き!」というコドモ達ばかり。コドモのやりたい!という好奇心に寄り添ってお付き合い下さったお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、参加してれくたみんな、暑い中、ありがとうございました!

ワークショップのお知らせ
6月16日より、信州新町美術館で相方であるスズキサトルのイラストレーションとデザインの仕事を紹介する展覧会が開催されていますが、期間中、さまざまなワークショップがあり、私も「きょうりゅうの絵本をつくろう!」というワークショップをやります。紙をきりきり、ぺたぺた、色をぬりぬり、一緒に楽しい時間を過ごせたらと思います。山間の景色の綺麗な美術館です。ご興味の方は是非~。
先着順なので、電話予約してね!
信州新町美術館(TEL 026-262-3500)
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 スズキサトル『きょうりゅう』絵本とブッシュクラフトワーク展
平成30年6月16日(土)~10月8日(月)
開館時間:9:00-16:30(入館は4:00まで)
休館日:月曜日(祝休日は開館。8月13日開館)、祝休日の翌日
信州新町美術館
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「きょうりゅうの絵本を作ろう!」
日 時:平成30年 7月 14日(土)
(午前の部)10:30~12:00
(午後の部)13:30~15:00
会 場:信州新町美術館
講 師:まつしたさゆり(イラストレーター)
対 象:小学生以上
定 員:15名(先着順)
持ち物:ティッシュペーパー、はさみ、ぞうきん、
筆記用具(Bのえんぴつ、黒色の油性マジック)、パレット
材料費:300円

ちいさな 桃源郷にて 思い巡らす
通ってきた みちも
これから 通る みちも
いまは ここで 思い巡らせ とどめよ。
ゆれる 枝垂れ桜が 
かなしみと よろこびを 運んでくる。

黒田愛(めぐみ)さんの絵本原画展が6月28日(水)~7月2日(日)東京都福生市プチギャラリーにてあります。愛さんは新釈「三匹のぶたの話」・「おふろや」(共に白泉社)から絵本を出版されています。原画は観る者を愛さんの世界観に引き込む力があり圧倒されます。是非この機会に足を運んでいただけたらと思います。

黒田愛絵本原画展2017

福生市プチギャラリー第1展示室(JR青海線福生駅舎内)

6月28日(水)~7月2日(日)無料

10:00~19:00(最終日は17:00まで)

詳しくはごんじま企画

写真は2013年9月にあとさき塾同期でグループ展をした時、愛さんの作品を展示したものです。以前のサイトが消えてしまったので、その時、書いた文を以下に記しておこうと思います。

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黒田愛という絵本作家

2003年秋から(私は3年間) 絵本編集者でトムズボックス主宰の土井章史さんと同じく編集者でエディトリアルデザイナーの小野明さんがやってる「あとさき 塾」という絵本のワークショップに通ってて、どんなかっていうと、絵本のダミーを持っていくと、みんなで回し読み。でその後、ふがふが・もんごもんごとお二人が、エラそうに(いやぁエラいんですよ!)講評してくれて、しゅるるるる~意気消沈して夜道をトボトボ歩いて帰るっていう感じでして。 毎回来るメンバーもみんなお仕事とかしているからバラバラなんだけど、みんな結構、心臓どくんどくんで来ているわけ。だって一生懸命ダミー描いてきてるからね。色んなお話や絵があって、すんごく刺激になった。その中でもとりわけ黒田愛(くろだめぐみ)さんという若い女子がいて(一回りも違うもので。)一度見たら忘れない絵、毒やシュールさが際立つお話。毎回、彼女のダミーを見るのを楽しみにしていたものでした。そんな中、愛さんは2004年にMOEイラスト・絵本大賞第3回グランプリ受賞、2005年に第6回Pinpoint Picture Books Competition最優秀賞受賞と立て続けに賞をとって、これからすごーい絵本作家になってくぞ!という時に23才という若さで亡くなってしまったのです。多分、本人が一番「どうして!?」って気持ちだったでしょう。 一緒にやってきた、あとさき塾メンバーも「なんで!?」という思いで、どうしても受け入れられない現実でした。 それから時が経って2~3年前だったか、愛さんのご両親の計らいで未発表の絵を見せて頂きました。23才という若さで、これでもかと思う程の大量の作品。日々の生活に追われて絵が描けない!なんてほざいている自分に「これでもか!」と見せつけてきたのです。黒田愛さんの作品も展示します。 新釈「三匹のぶたの話」・「おふろや」(共に白泉社)から絵本も出ているけど、やはり原画がすごい!原画は力強い!是非この機会に観てほしい。